日本ランジェリースタイリスト協会 | HP
なりたい私に近づくお守りランジェリー~人生を変えたランジェリーの魔法:episode.22~
こんにちは。ランジェリースタイリストの高野いづみです。
「人生を変えたランジェリーの魔法」、今回で22本目となりました。
あなたのお気に入りのエピソードはありましたか?
素敵なエピソードが続々と集まっていますので、ぜひこちらからご覧ください。
今回は、美顔トレーナー兼ランジェリースタイリストとして活動されている小鳥遊ゆうさんにお話を伺いました。
「私は仕事ができる女性」というおまじない
現在は美顔トレーナー兼ランジェリースタイリストとして活動されているゆうさん。現在の活動をする前、前職では会社員として海外営業を担当していました。
入社してすぐ、まだ仕事に対し自信満々とは言えず一生懸命働いている中で、普段より大きな仕事がありました。ベテランの男性が多い会議の場でプレゼンをしなければいけない。そんな機会で、仕事の成果を出すために自分を鼓舞する手段としてゆうさんが選んだのは「仕事ができる女性が着ていそうなランジェリーを身につけること」でした。
力を借りようと最初に選んだのはワコールのTrefle(トレフル 現在はブランド終了)。シックなネイビーのランジェリーを身に着けることで、おどおどすることなくプレゼンに向かうことができたのです。
洋服の中に着て、自分にしか見えないからこそ、気持ちを高めたり支えてくれたりとお守りの役目を果たしてくれていることを体感した出来事でした。
自分のためのものである自由
その後、仕事でないときも、女性らしさを感じたいときは可愛らしいデザインのランジェリーなどなりたい自分にあわせてランジェリーを探すようになりました。
「アラサー以降になると、なかなか薄いピンクの洋服とか着れないなって当時は思ってたんですよね…。」と当時を振り返るゆうさん。でもランジェリーなら、服の下だからこそ「私だけのもの」という想いで自由に選ぶことができました。
目指す姿でランジェリーを選ぶ
今では、年の始まりと誕生日の時に「どんな年にしたいか」「どんな自分でありたいか」をイメージして一着ずつ買うようになりました。
今の自分がときめくランジェリーも大切だけど、目指す自分が着けているだろうランジェリーを選ぶと先取りして近づける気がするのです。
ゴールドっぽい刺繍の入っているエレガントなものを選んでいる年もあれば、スポーティなストライプ柄を選んでいる年もあったりして、自分の中のイメージを具体化できる機会にもなります。
新しい年を迎えるとか、自分が一つ歳をとっていくという出来事は女性として「歳をとってしまった」みたいな扱いをされることも多いけれど、ランジェリーを選ぶきっかけにすると歳を重ねるのも一つの楽しみになりますね。
でも、ゆうさんの活動は、コンプレックスを整えるために学び始めたところからスタートしています。自分に自信がなく、年を重ねるのが怖かったそうです。肌や表情、ランジェリーについて学んで、エイジングを重ねるということを自分なりに整えていきたいと感じたことがきっかけでした。
実際に学んでみて、今では年齢を重ねることがただの数字に思えるようになってきました。女性も男性もみんな、年齢を重ねてもどんどんやりたいことがやれて楽しく生き生きと人生を歩む人が増えたらいいな、そのお手伝いができたらいいな。そんな想いでゆうさんは活動しています。
自分のために選ぶ楽しさ
「こんな歳でこんな色を、とかこんなデザインなんて…とか思わず、それを楽しむために自分のために選ぶっていうのを特に30代半ばから上の女性にやってみてほしいなと思います。楽しいから。それだけです。楽しいから!(笑)
そして、ランジェリースタイリストを頼ってもらえたらきっと選択肢が広がると思うので、そんな体験をしてもらえたら嬉しいです。」と語ってくれたゆうさん。
ゆうさんの素敵なランジェリーの選び方を初めて聞いた時には「私も真似してみよう!」と思いました。
みなさんも、なりたい自分に近づくお守りランジェリーを探してみてはいかがでしょうか。
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