日本ランジェリースタイリスト協会 | HP
私の生き方をランジェリーで見つけた~ランジェリーによって変わったエピソード:episode.14~
みなさんこんにちは。全国を飛び回るランジェリースタイリストSakuraです。
今回、インタビューをさせていただいたのは、現在ランジェリーカレッジでランジェリースタイリスト養成講座を受講中のともこさんです。
妊娠、出産を経験し体の変化に戸惑いながら、自分を受け入れることができたともこさんは、どんなランジェリーと出会ってきたのか最後まで読んでいただけると嬉しいです。
私、女として終わってる
「産後、すごく体型と心に変化があった」と話すともこさん。出産を2回経験しバストの位置だけでなく全身の体型変化があったという。もともとランジェリーはとても好きだったけど、この時はユニクロのブラトップばかりを着ていて、「あ、なんか私、女として終わっている」と感じていたそうです。
ありのままの私もいい
体型や心の変化に悩む中で、好きなものに触れていたいと感じた時に出会ったランジェリーは「メゾンクローズのレース一枚のもの。」日本のブランドはパッドがいっぱい入っていて、寄せて上げてだけど、インポートはナチュラルにバストメイクをしてくれる。
何もサポートされない、レース一枚のランジェリーを着た時に「おっぱいが垂れていても、このままでもいいじゃん」と感じたそうです。商品ページやモデルなど色々な人が着ていて、ワンサイズものでも、アジャスターの範囲が広く、どんな人も受け入れてくれるインポートのランジェリーに「愛を感じる」という。
私なんかと諦めてしまっていたけど、「そうじゃないんだよ」と言われているような気がして嬉しかったと素敵な笑顔で当時の心境を語ってくれました。
限界を超えてしまっていた
結婚したのが21歳で若く、周りの子が仕事をしてお金を稼いで遊びにいってという時に私は子育てが始まり、今までの環境がガラッと変わった。「人間を育てなきゃいけない」という思いから、一生懸命になり自分が持っているキャパを超えてしまい限界が来ていた。そして体調を崩し、入退院を繰り返していた。その中で、「入院をして、自分の体を壊し、こんな生き方をしたいわけじゃない」と思った。
ここから、「私はどうしたいだろう?」や「どんな生き方がしたいんだろう?」を考えるようになった。自分と向き合うために色々なツールを試してきて、体の内側からのケアや心理学的なもの、スピリチュアルなことを学んできたけど、最終的に「どれでもいいじゃん」ってなった。「どれでもいいじゃん」と思ってから、「じゃあ、私はどうしたいの?」にやっと辿り着いたと話すともこさん。
多くの経験や学びの中で、「自分がどうしたいか」を見つけるともこさん、素敵ですね。
自分の気持ちを大事にしたい
たくさんの経験をしてきた中で、自分が好きになれることや夢中になれること、自分の気持ちを1番に大事にしたい。そして、その姿を子供達に見せていきたい。
上の子に「ママってママみたいじゃないよね。」と言われると話すともこさん。
何か教えてあげられる訳ではないし、もしかしたら母親らしいこと、常識からは外れているかもしれないけれど、「どんな自分も愛する」ということだけは子どもたちに伝えたい。
ランジェリーを選ぶ時間が何よりも大事
ともこさんにとって生活の一部になっているランジェリー。当たり前に選んでいるけれど、その時間が自分にとって何よりも大事だと話すともこさん。当たり前にランジェリーを選べるようになって、「今日は何食べたい?」「朝起きて何飲みたい?」「何からしたい?」と丁寧に自分に聞いてあげられるようになった。子どもがいると、特に朝はルーティン化しがちだけど、ランジェリーを選ぶ時間があると、子どもや旦那さんに対し、心に余裕を持って接することができる。余裕がないと、当たり散らして終わって、ダメな母親だと責めてしまう。ランジェリーを選ぶ時間は、ともこさんを正位置に戻す時間になっているそうです。
私のお守り
ランジェリーは内側を解放してくれる。そして、「私ってこんな気持ちになるんだ」や「こんな色っぽさを持っていたんだ」と自分の知らなかった自分に出会えるもの。
「何かを足すことばかり考えるけど、今自分が持っているものを輝かせるための一つのアイテムでありお守りです。」と話してくれました。
おわりに
ランジェリーが自分の生き方を考えるきっかけになったともこさん。
毎日身につけるものこそ、しっかり選びたいですよね。その時間を大切にされていて素敵だなと思いました。
そして、ランジェリーが持つパワーは人生に影響し、少しずつその人を変えていくようです。
人生を変えるような、素敵なランジェリーに皆さんが出会えますように。