ランジェリーと歩んだ23年と、これから。ランジェリーによって変わったエピソード:episode.10

こんにちは。ランジェリースタイリストのゆうりです。
「ランジェリーによって変わったエピソード」記念すべき10回目の今回。
インタビューに応じていただいたのは、ランジェリースタイリストで骨格診断士のAsukaさん。ランジェリー業界歴23年というベテランです。

ランジェリーとの初めての出会いや、長年のキャリア、そして消えることのない情熱。Asukaさんがどのようにしてこの業界で輝き続けているのか、今までの軌跡と熱い思いをご覧ください。

目次

衝撃的なランジェリーとの出会い

Asukaさんが初めてランジェリーと出会ったのは、小学生の頃。
綺麗なお姉さんが、脱いだブラを床に落とす、アニメ『グーグーガンモ』のワンシーンでした。そのお姉さんの仕草や、見たことのない可愛らしいデザインのブラに一瞬で惹きつけられたのです。

「大人になったらこれを着けるんだ!」とワクワクし、実際にお母様のブラを体に巻き付けてみたものの、アニメのようにはいかず悲しかったと話してくださいました。
小学生時代の小さなAsukaさんの姿、微笑ましいですね。

憧れが諦めへと変わっていった、6年間

そんな憧れを抱きながら中学生となるのですが、実は、13歳で、150センチ、30キロにも満たない体型だったそう。周囲の友人たちの豊かな体型に憧れながら、自らの細さがコンプレックスとなっていました。


自らの細さがコンプレックスとなっていた中学生時代

また、それに加え、お母様もあまり下着に興味がなく、中学卒業間近のAsukaさんに買ってくるショーツは、ブルマのような子供っぽいものばかり。
自らの体型に対するネガティブな思いと、子供っぽいショーツを履いている現実に、「あのアニメのお姉さんのようにはなれないんだな」と憧れが諦めに変わっていったといいます。

就職を機に出会ったランジェリーと、自らの魅力

18歳、高校を卒業し就職したのは、デパートの下着売り場。全く希望していなかった配属先でしたが、ここで再び運命的なランジェリーと出会います。

すでに、コンプレックスだった体型は、望んだ通り女性らしい肉付きに変わっていました。
周りの大人達に勧められ、試着をしたのは、インポートのブラ。サーモンピンクのシンプルなレースデザインだったそう。

めて自分で選んだそのブラを着けた姿は、子供の頃憧れた、あのアニメのお姉さんそのものでした。
自らのバストや、体の魅力に気づかせてくれたブラとの、運命的な出会い。この日を境に、ランジェリーへの興味が本格的に芽生え始めます。

深まるランジェリーへの探究心

もともとハマると一直線な性格もあり、その後も探究心はとどまることを知らず、20歳になるまでの2年間で様々なランジェリーを試着し、購入しました。

「自分には何が合うのか?」「どこのブランドか?」「どんな機能があるのか?」そんな細かいことは一切気にせず、ただ知りたい!という気持ちやときめきのみで、突っ走っていたそう。
当時購入したショーツもまだ手元にある、と見せていただきましたが、いかに大切に保管されていたかがわかるほどの状態の良さで驚きました。


20年前のショーツ

また、この2年間に、一流のランジェリーにも多く触れることができ、自身の2着目3着目は、ディオールの黒白のランジェリーだったそう。なんて素敵…!

この頃のAsukaさんは、何かに突き動かされるように、さまざまな店をまわり、たくさんのブランドに触れ、そのたびに新たな発見と喜びを感じていました。

キッドブルーとの出会い

Asukaさんのランジェリー熱がほんの少し落ち着いてきた2000年。それまでに集めたランジェリーとは大きく異なる、可愛らしいノンワイヤーブラや、飽きないでいられる上質な素材に惹かれ始め、キッドブルーに入社することに。
今まであまり触れてこなかった新しいランジェリーに出会い、楽しみ方がさらに広がりました。
結局1年弱で退職されたのですが、キッドブルーの製品は、Asukaさんにとって新たなランジェリーの魅力を教えてくれる存在だったのではと思います。

ウンナナクールというブランドとの出会いと22年間

その後すぐ、のちに22年間も勤めることになるウンナナクールというブランドに出会います。当時できたばかりで、「公園のように誰でも入りやすく、出やすいお店」という画期的なコンセプトでした。年代問わず下着をカジュアルに楽しめ、ブラは破格の2,800円!(当時)
この前代未聞なブランドのいく末や、お客様とのコミュニケーションがラフに取れる、ランジェリーとの新しい関わり方に面白さを感じ、入社を決めたといいます。

ウンナナクール入社間もない頃のAsukaさん

ランジェリーでお客様を幸せにしたい

22年間のウンナナクール人生。Asukaさんは、店長、エリアマネージャー、店舗運営、スタッフの教育など、多岐にわたる役割を担い、「ランジェリーを通じてお客様の人生を豊かにする」ことに尽力しました。

「ランジェリーでお客様を幸せにする」ことは、Asukaさん自身のテーマでもありながら、その意志を引き継ぐスタッフを育てることに注力した最後の5年間は、特に濃い時間だったそう。

自身も走り続けながら、思いを継承していく仕事もやり遂げたAsukaさんのウンナナクール人生。改めてお話を伺いながら、潔さやかっこよさに心が震えました。


ウンナナクール時代の展示会での一枚



余談ですが、28歳頃に手持ちのブラを数えたところ、なんと300枚もあったそう!ランジェリーに囲まれ、当たり前にランジェリーがある日々を過ごしていたことで、そこまで増えたことに気づかなかったとのこと。
いかにAsukaさんがランジェリーや仕事と真剣に、そして情熱を持って向き合っていたかがわかる衝撃的なエピソードですよね。1年間ほぼ毎日違うブラで過ごせるなんて・・・!

ランジェリーへの思いとこれから

Asukaさんは、「ランジェリーで人を幸せにしたい」という強い思いを一貫して持ち続けています。そして、ランジェリースタイリストとしてフリーになった現在も、環境は変化しながらも、変わらないその思いを叶え続けています。

Asukaさんにとってランジェリーは、当たり前にそこにあるもの。今の自分に寄り添い、気持ちを体現する存在であり、決して特別なものではないとのこと。
ランジェリーで人生が大きく変わったというエピソードはないけれど、毎日の積み重ねで今があると思うし、今までのことはただの過程。今後の人生において、ランジェリーをきっかけに何かが変わることもあるかもね!とお話してくださいました。

18歳の頃、下着売り場に配属となってから、ずっとランジェリーに関わり、突き詰めてきたAsukaさんだからこその言葉だなと、心に響きました。

おわりに

ランジェリーを知るきっかけとなったアニメや、希望しなかった配属先、初めて購入したインポートのブラ、そしてウンナナクールとの出会い。
Asukaさんの人生において、ところどころ、ターニングポイントにランジェリーが存在しています。

このことについてAsukaさんは、不思議だけど、どこからかランジェリーがやってきて、自分も惹かれてしまうんだよねと話されていて、まさに運命共同体なんだなと感じました。
そして、最後は、棺桶にも入れてもらおうと思っているくらい!と笑顔で締めくくっていただきました。

Asukaさんの軸にあるのは、「ランジェリーで人を幸せにしたい」という思い。
それだけがずっと変わらずにあるからこそ、今後もランジェリーと惹かれ合うのだろうと思うし、たくさんのお客様の人生をランジェリーで豊かにしていかれるのだろうと確信しています。

私、まだまだだな〜!!!信念を持った、かっこいいランジェリースタイリストになるぞー!と改めて気合が入るインタビューとなりました。ありがとうございました。

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