お客様の「喜ぶ姿」がくれた仕事への情熱～ランジェリーによって変わったエピソード：episode.6～

こんにちは。京都でランジェリースタイリストとして活動中のいわがわあかねです。

様々な「ランジェリーで変わった経験」をお伝えするこの連載も6回目となりましたが、皆様お楽しみいただけておりますでしょうか？

今回はランジェリーデザイナー歴29年、関西・東京を拠点として活動されているランジェリースタイリストの市原みやさんのお話をお届けいたします！

長年、ランジェリー業界で活躍されているみやさんが、ランジェリーを通してどんな経験をされて来たのか？ぜひ、最後までご覧ください。

美しいスリップ姿に受けた衝撃

長年、ランジェリー業界でご活躍されているみやさん。初めにランジェリーに対する意識が変化したのは短大生時代に行ったご友人との旅行だったそう。

学生だった当時はファッションが好きで洋服にお金を掛けており、ランジェリーまではまだ気が回っていなかったと語るみやさん。そんな折に旅先で目にしたのが「美しいスリップを纏った」ご友人の姿でした。

スリップを身に着ける＝大人

そんなイメージを持たれていたみやさんにとって美しいスリップを着た友人の姿はとても衝撃的！その素敵な姿から、「本当にこういうの着けるんや！」とランジェリーを意識するようになったそうです。

デザインしたショーツが、商品棚に並ぶ光景に感動！

その後、就職されたみやさんはショーツのデザイン業務に従事。就職当初はまだそこまでランジェリーに対してすごく好き！という感情があった訳ではなく、お仕事としてショーツと向き合う日々。

そんな中、ご自身でデザインされた刺繍が施されたショーツが全国へ出荷されていく姿に「本当に棚に並んでいるのかな？」と気になり近所のスーパーへ見に行ったそう。

そこで目にしたのは、ご自身が手掛けたショーツが商品棚に並ぶ姿。

「本当にある！」とその光景に感動し、喜びを味わったことによってランジェリー業界で働くことに対し、達成感や面白さを見出したそう。

さらに、その頃はまだ日本製がメインで国内にも工場が沢山あり、ランジェリーが出来上がるまでの全ての工程を目で見ることが出来、一通り体験することが出来た。この環境もまた仕事に対する面白さに拍車をかけ、よりランジェリーへの興味が深くなることに。

ランジェリースタイリストならではの喜び

ランジェリーデザイナーとして順調にキャリアを積み重ねていたみやさん。業界歴も20数年となった頃にLingerie Collegeと出会いました。

Lingerie Collegeの講座で出会った同期の皆様はとにかく「ランジェリーが大好き！」。ランジェリーのこういうところが好き！あのブランドが好き！と口々に語られるその熱量の高さに圧倒され、自分が今までしてきたランジェリーデザイナーという仕事はすごいことなのかもしれない。とご自身の仕事に対する認識に変化が生まれたとのこと。

その後、課題でランジェリーの同行ショッピングを行った際には、サービスに対しすごく喜んでくださるお客様の姿に、ご自身の中でもランジェリーのお仕事に対する「好き」が増えたと語るみやさん。

こんなに喜んでもらえるなら続けたほうがいいかしら、とランジェリースタイリストとしても活動を本格的にスタート。

現在では15,500枚のヒットを生み出すランジェリーデザイナーと募集の度に満席となる大人気のランジェリースタイリストとして幅広くご活躍されています。

ランジェリーと共に築いたキャリアのその先

ランジェリーがすごく好き！からのスタートではなく、お仕事としてランジェリーと真摯に向き合い続けてこられたみやさんだからこそ、長い年月を通して経験出来た心境の変化のお話は、ランジェリーに携わるお仕事の魅力が強く感じられる内容でした。

ランジェリーの作り手にも使い手にも寄り添え、お客様の笑顔を引き出し続けるみやさんの魅力は開催されるイベントにも大きく反映されています。

みやさんの周囲はいつも笑顔の絶えない居心地の良い空間。ランジェリーを通してどんどんキャリアを重ね成長されているみやさんは、これからもランジェリーと共にお客様を笑顔にし変化へ導いて行かれるんだろうなあ、と感じます。今後はどんな景色を見せてくださるのか？引き続き目が離せませんね！

ランジェリーと長く向き合い続けることで心境が変化し、行動が変わり、人生が変化して行きます。あなたもまずは今までよりも一分でも長く、ランジェリーに意識を向けてみてはいかがでしょうか？

次回もランジェリーで変化を経験した方のエピソードをお届けいたしますのでお楽しみに！

それでは、おおきに。