日本ランジェリースタイリスト協会 | HP
【スタイリストからデザイナーを目指す】このまま何もせずに30代になりたくない!未経験から憧れのランジェリー業界へ。愛媛県唯一のランジェリースタイリストの挑戦。
ご自身のランジェリーブランドを立ち上げることを夢見て、会社に勤めながら地元の愛媛から上京しランジェリーデザインの学校に通っていたSakuraさん。すでにランジェリーのプロの卵だった彼女が、Lingerie Collegeで学んだきっかけと、目指す未来を聞いてみました。
―――SakuraさんがLingerie Collegeで学ぶことを決意してくれたのは、2年前になりますね。その時のことを聞かせていただけますか?
Sakura はい。元々大学生の頃からランジェリーが好きで、いつか作ってみたいという思いがあって、Lingerie Collegeに入った時にはランジェリーデザインの学校に通っていました。
―――ランジェリーの夢は順調に叶えられていったんでしょうか?
Sakura いえ、実は就職活動の時には、一社もランジェリー関連会社を受けておらず
この時は、ランジェリー業界は全く考えていませんでした。コーヒーが好きなのもあり飲食業界へ就職活動をしていましたが、落ちてしまいました。その時は、周囲の友人たちが内定をもらう中で焦りもあって、どこかでなんとなく後悔するんじゃないか・・・という気持ちを持ちながらも、内定が出た会社に決めたんです。
就職してからはランジェリーの夢は忘れてしまっていたんですが、ある時26歳を目前にして<このままでは何もせずに20代が終わってしまう・・・>そんな気持ちが沸いてきたんです。
―――女性にとって、30歳って大きな節目にも感じますもんね。20代のうちに何かやりたいと思ったんでしょうか。
Sakura はい。その時すぐにランジェリー、と思うことはなかったんです。実は、ストレスでかなり太ってしまって・・・気がついた時には78〜79kgになってたこと。これはまずい・・・と思い、最初に決意したのがダイエットでした。
この時は、単に痩せてきれいになりたい!というよりは、自分の選択に自信を持ちたくて。本当の意味で、自分の背中を押せるのは自分だけだし、まずはダイエットを成功させることで何か変わるかもしれない・・・そんな気持ちでダイエットに取り組み、半年で10kg痩せました。
ダイエットの過程で、トレーナーさんに「将来やりたいこと」を聞かれていたんですが、何にも思い付かず・・・でも結果が出てきたら「そういえば、ランジェリーを作りたかった」というのを思い出しました。トレーナーさんに話してみたら「やってみたらいいじゃない」という言葉をかけてくれて。その言葉がきっかけで、ランジェリーをつくろう!と決めました。
―――それは・・・ダイエットが転機ですね。痩せたことによって、何か次の挑戦をしようと思えたんでしょうか。
Sakura そうですね。ランジェリーはずっと好きでしたし、個人的には楽しんでいました。でも、ランジェリーってキラキラした世界の印象があったんです。太っていた頃の私は、ランジェリーは好きだけど仕事としては縁のない世界だなと思ってどこかで諦めてしまっていました。痩せて自信がついて、作ってみようと思えたんだと思います。
――― そうだったんですね。ランジェリーを「作る」と決めてランジェリーを学べるところを探したんですか?
Sakura はい。独学でも作れると思うんですけど、まずは学校を探しました。そこでランジェリーデザインの学校が東京にあることを知って、オンライン説明会に申し込みました。でも当時、コロナが流行し始めた頃で・・・。入学を決意し、親に相談したところ金銭的な面とコロナを理由に反対されました。
―――コロナ禍で愛媛から東京に通うのは大変ですよね。それでどうしたんですか?
Sakura その時は一時断念したのですが、どうしても行きたかったのでコロナが落ち着くまで1年待って入学し、昨年無事に卒業しました。実は、学費を払ってもコロナが感染拡大したら東京には行かせないと言われていて・・・一か八かの入学でした(笑)
―――反対されても、絶対に成し遂げるという覚悟が垣間見えますね。素晴らしいです。
最終的な目標としてはランジェリーブランドをご自身で立ち上げるというところだと思うんですが、そんな中、Lingerie Collegeを受講しようと思われたきっかけってなんだったんでしょうか?
Sakura ランジェリー制作を学びはじめ、ランジェリーを知れば知るほど自分はランジェリーのことを知らないな、と感じました。好きだけど、さらっとした好きというか・・・同期と比べてブランドも知らないし、もっと知りたいなと思っていたんです。そんな時に、InstagramでLingerie College を見つけました。
―――そうなんですね!見つけてすぐに受講を決められたんですか?
Sakura 実は、受講の数ヶ月前からインスタをフォローして受講しようかどうか迷っていました。
―――そうだったんですね。受講の決め手はなんだったのでしょう?
Sakura ランジェリーデザイン学校の同期にLingerie College の講座を受講している方がいたんです。もっと知識を深めたいと思っていたので「どうなん?」て聞いてみたところ「おすすめだよ」と言われて縁を感じて受講を決めました。
―――そうだったんですね!ランジェリー制作を学ばれていたSakuraさんにとって、デザイン学校での学びと違ったところはどういった部分でしたか?
Sakura ランジェリーを学ぶというか、ランジェリーデザイン学校ではランジェリーをつくるための学びなので、例えば、様々なブランドについて学ぶとかそういったこととは違います。自分のランジェリーをデザインして、それをつくる方法を学ぶ中で、自分のブランドで救えない人はどうしよう・・・と思った時に、もっとランジェリーのことを知りたくなりました。自分のブランドでは救えない人を救う手段が欲しいと思い、ランジェリースタイリストになろう!と思ったんです。
―――なるほど、Lingerie Collegeではブランドの垣根を超えて、ランジェリーについて広く深く学ぶことができますよね。自分でブランドを立ち上げるのみならず多くの方のために学びたいという姿勢、受講中から伺っていましたが、とても素敵だなと思います。
Sakura 自分でランジェリーを知るのって時間もかかるし、自分一人では限界がある。ちょっと悪い言い方かも知れないけど・・・手を抜くわけではないのですが、誰かの力を借りて、たくさん人が集まるところで学んでみようと思ったんです。自分が知らないことも教えてもらえるし、繋がりもできて、時間も短縮できるしいいなと思いました。
―――全然悪くないと思いますよ!ブランドをつくるのはSakuraさんしかできないけど、ブランドを知ること含めて知識を得ることは経験者から学んだ方が、仰るように時間も短縮できて本当に大切なことに集中できますから。選択力も素晴らしいです。逆に不安な点はなかったですか?
Sakura ランジェリースタイリスト養成講座は平日だったので全日程出席できるかな?と少し不安はありました。会社を休んでの出席になるので・・・動画(録画)を見て学習できるのはもちろん知っていたのですが、結局私はLingerie Collegeでの学びにのめり込んで、結局年休や有休を活用して全日程リアルタイムで出席してしまいました。意外となんとかなるもんですね(笑)
※現在、実技講座以外はオンラインスクール(動画)で学ぶことができます。
―――元々一生懸命なSakuraさんでしたが、どんどんのめり込んでいくのは私もすごく感じとっていました。ランジェリーデザインの学校を卒業し、Lingerie Collegeでも学び、この先はどのように進まれるのでしょうか?
Sakura 実は、期限を決めて行動しないとズルズル会社にいてしまうと思ったので、2023年3月に退職しました。私は0か100かのタイプなので退路はたって、次に進みます。
ブランドを作りたいですし、個人的なことだと、大切な人に何かがあった時にすぐにそこに駆けつけられるような自分になっていたいという思いもあります。それもあって愛媛から出ていくことを決めています。
―――さすがの決断力ですね。
Sakura Lingerie Collegeで学んだおかげで、ランジェリースタイリストとして活動することができますし、自分のブランド立ち上げという夢も、大好きなランジェリーに関わって働くという理想も、大切な家族の近くにいたいという思いもすべて両立できる自分になれたと思います。
―――Sakuraさんが描いている未来について教えてください。
Sakura ブランドをつくることはもちろんですが、それを続けていくことで「このブランドがいい!」と選ばれるブランドになりたいと思っています。
一方で、自分のブランドを選んで欲しいのはもちろんですが、ランジェリースタイリストとしては、知れば知るほどいいランジェリーはたくさんあるので、やっぱりいろんなものを着る楽しみがあると私は思っています。洋服もそうですよね。その人がときめいて幸せなら、自分のブランドじゃなくてもいいと思っているので。ランジェリースタイリストとしての活動もがんばります。
―――ランジェリーだけでなく、それを手にする方の幸せを望んでいるSakuraさん素敵ですね。Sakuraさんはデザインの学校には行かれていましたが、下着業界は未経験という状態からのランジェリースタイリスト。この先の活動はどのようにしていきますか?
Sakura Lingerie Collegeでは、未経験でもランジェリーのフィッティングから提案まで幅広く、そして深く学ぶことができました。デザインの学校だけでは、ランジェリースタイリストはとてもではないですが難しかったと思います。
Lingerie Collegeで学ばせていただき、その後もLingerie LOVERSの会や協会での学びを通じて知識をブラッシュアップしたり、ご提案の実践をしていけるから、安心してチャレンジできます。
―――実践的な学びや、ランジェリースタイリストとしての知識と技術というところにはとてもこだわっているLingerie Collegeなので、そんな風に頼っていただけるのはとても嬉しいです。
Sakura それから、ずっと考えていることがあって。洋服も下着もですが、やっぱりひとりひとりときめきを感じられるものだと信じています。ランジェリーって目にするだけでウキウキ、ワクワクできるものだと思うんですよね。大都市ではインポートのランジェリーも含めて、素敵なものが多いですが、地方では素敵なランジェリーに巡り合う機会も少ないのが残念です。地元の愛媛のような地方でも、ランジェリーを見られる、手に取れる機会を作りたいと思っています。
そのためにもまずは、ランジェリーショッピング同行やランジェリーセミナーなどを行いときめくランジェリーを選ぶサポートのスキルをあげていきたいです。現在は、愛媛を拠点に東京、関西へ、全国を飛び回るランジェリースタイリストとして活動しています。たとえば、どんなショッピング同行やセミナーをしているのでしょうか?
―――
Sakura 先日は、大阪のお店の1フロアを貸切ってグループショッピング同行を行いました。
また、地元愛媛でも、個別のショッピング同行をしています。
最近、愛媛にも意外とランジェリーショップがたくさんあることに気付いて・・・!
愛媛で唯一のランジェリースタイリストなので、愛媛や近県の方は頼って頂けたら嬉しいです!
セミナーは、バストケアの先生とバストケアの方法やランジェリーの選び方やフィッティング方法を知るコラボセミナーをしたり、今月(2024年4月)は大阪梅田にある阪神百貨店の乳がん検診啓発イベントにランジェリーの専門家として登壇します!
―――精力的に活動されていて素敵です!これからの目標を教えていただけますか?
Sakura ランジェリースタイリストとしてランジェリーに関わることもランジェリーデザイナーとしてランジェリーをつくることもワクワクドキドキするんです。お客さまとランジェリーを通して、思いを共有できた時の感動は何物にも変えられません。手にするだけでワクワクドキドキするような自分のことが好きになれるランジェリーを作っていきたいです!
―――Sakuraさんにとって、この夢は生きがいなんですね。ここからの挑戦が楽しみです。最後にこれからランジェリースタイリストを目指す方へメッセージをお願いできますか?
Sakura ふわっとランジェリー業界や華やかな世界に興味があった私が、今、ランジェリースタイリストとして活動できているのも、LingerieCollegeでの学びがあったからだと思います。
また、ランジェリースタイリストとして活動していく中で、壁にぶつかることがあります。
それでも周りには相談や背中を押してくれる信頼できる仲間がいることで安心して前に進むことができています。
ランジェリーに興味があり仕事にしていきたいと思っている方にはおすすめの環境だと思います。
―――Sakuraさん詳しく教えていただき、ありがとうございました!これからのますますのご活躍を期待しております。
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