苦手だったランジェリーが「好き×好き」の一部になった～ランジェリーによって変わったエピソード：episode.15～

こんにちは。ランジェリースタイリストの高野いづみです。
「ランジェリーによって変わったエピソード」、今回で15本目となりました。
皆さまの心をふわっと動かした記事はありましたでしょうか。

素敵なエピソードが続々と集まっていますのでぜひこちらからご覧ください。

今回は、ランジェリースタイリスト兼イメージコンサルタントとして愛知県で活動されているなみきさんにお話を伺いました。

「ランジェリー=恥ずかしいもの」話をするのは苦手だった

元々、子供の頃はランジェリーや生理など、女性の身体にまつわる話題はタブーのように感じて苦手だったと言うなみきさん。ランジェリーに対しての印象が変わる一歩になったのは、高校生の頃に友人と訪れたしまむらで出会った一着のブラ＆ショーツでした。ロイヤルブルーのサテン風生地の一着に心を奪われ、お母さんにも内緒で購入しこっそり愛用していました。

アルバイト代でランジェリーを買うようになったものの、恥ずかしいものであるという認識はなかなか変わりませんでした。そんな中、新卒で入社したイオンでは予想外のインナー売り場に配属。どうしても恥ずかしい思いが拭えず、正直な思いとしては配属の中で一番嫌だったとなみきさんは話します。

担当するインナー売り場では、幅広いメーカーやブランドの商品を扱っており、仕事を通して今まで出会っていなかったような繊細で煌びやかなデザインにたくさん出会いました。一番印象に残っているのは2017年冬に発売されていたWing（ウイング）の一着。着物をモチーフにした赤いデザインにふわふわのパッドが入っていて……ワイヤーが飛び出るほど何度も着て愛用したほど。今は手元にないけれど、鮮明にデザインは覚えているそうです。この商品を買った時に初めて、「ランジェリーってすごく素敵だな」と思えるようになりました。と話してくれました。

心動く一着に出会って開けた世界

その後、異動になった店舗は全国でも5本の指に入るほどランジェリー売り場が充実していて、さらにたくさんの素敵なランジェリーに触れることになります。特にルジェのプレミアムラインや、モデルさんとコラボしたデザインのワコール リボンブラなど、個人的にもお気に入りのランジェリーに複数出会いました。

イオンを退職後、以前から好きだったコスメやパーソナルカラー診断について学びイメージコンサルタントになったなみきさん。イメージコンサルタントに転身した後もお客さまからランジェリーの相談をされることが多々あり、お悩みの一部は骨格診断を参照することで解決できるんじゃないかと気づきました。顔タイプ診断と組み合わせて、自分の顔の雰囲気に合ったランジェリーを選べたらすごく楽しいんじゃないか、パーソナルカラーと組み合わせたら透けないブラジャーが選べるんじゃないか、と掛け合わせるアイデアがどんどん生まれてきたのです。しかも、それで悩みから救われる人がいるかもしれない……と思い立ち、イメージコンサルタントとランジェリースタイリストを掛け合わせた今のなみきさんのスタイルにたどり着きます。

ランジェリーって楽しいんだよ！を広めたい

骨格、カラー、顔タイプにランジェリー。どれも研究しだすと奥が深く、さらに掛け合わせることで豊かさと同時に複雑性も増していきます。今はまず知識を貯めて、貯めた知識を発信することで研究を進めつつ活動しています。

『私、イメージコンサルティングもランジェリーも大好きで。サービスを提供しているときのお客さんの「わぁ…！」って笑顔が本当に好きなんです。ランジェリーって恥ずかしいものじゃないんだよ、楽しいんだよ、というメッセージを伝えるところから初めていって、ゆくゆくはイメコン×ランジェリーのメソッドを私が作り発信していきたいです。』と今後の展望を語ってくれました。

経験×好き×好きで広がる世界

ランジェリースタイリスト×イメージコンサルティング、どちらも幅広くたくさんの知識が必要で、両方の知識を持って活躍されている方はなかなか見当たりません。

これまでの経験と好きなものを掛け合わせ、双方の知識があるからこそ開ける世界観やサービス内容でパイオニアとして活躍していくなみきさんの今後がとっても楽しみですね！

なみきさんはLingerie LOVERSの会やLingerie LOVERSの会のInstagram投稿でも活躍中です。
ぜひチェックしてみてください！